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夏場のエアコンも節約できる?! 高断熱と先人たちの知恵の融合で省エネな住まい

2025.07.24

連日の猛暑や冬の大雪で日本の四季がなくなりつつあると言われています。

電気代を考えると、できるだけ我慢したい暖冷房ですが仕事や睡眠の質が下がります。

少ないエネルギーで快適な暮らしがしたいというのは夏も冬も大きな課題です。

 

今回は、高性能住宅を作るDOAの家は夏も冬も低エネルギーで暮らせる、その理由を

お届けします。

 

※7月27日には、郡山市内で性能体感イベントを実施予定です。

性能体感イベント申し込み

 

日本は我慢の国 我慢こそが美徳とされていた

 

そもそも私たちの考えの根底にはこんな考え方ありませんか?

 

暑さ寒さは我慢が正義!

電気代がもったいない。

 

もちろん両方ともとても大事です。

でも、度を越えてやっては美しくありませんよね。

 

この時代、暑くて体調を壊してまで我慢する贅沢なのか?

 

 

日本は古くから、自然の風の流れや太陽の位置を意識した家づくりをしていました。

DOAではそんな考えを大事にしてパッシブデザインを取り入れた設計をして

低エネルギーで暮らせる家づくりをしています。

 

先人は暑さを和らげる工夫をたくさんしていた

 

それでも夏はその時代の人たちにしたら暑かったはずです。

しかし、エアコンはない時代でも、先人たちは暑さを和らげる工夫を住まいに取り入れていました。

 

◎家の作り

深い軒の出、

すだれを使って日射対策

庭の緑を利用して涼しい風を通す。

 

 

◎五感

風鈴を下げて耳から涼を。

緑化で目から涼を。

水を撒いて蒸散の効果を感じる。

 

◎街の様子

アスファルトではないので照り返しが少なかった。

高層建築物がなく海、山からの風が抜けていた。

 

◎働き方

活動時間を涼しい時間帯にシフト

 

 

現代はどうでしょう。

 

すだれを下げたりパラソルを広げて日射遮蔽していますか?

遮光カーテンで遮熱をし、部屋の照明をつけていませんか?

窓を開けて風速を感じることができていますか?

庭木は植えていますか?

 

 

ならば現代でも生かせることとは

 

先人たちの知恵は、私たちの暮らしにも取り入れたいものばかり。そのうえでエアコンを使えば、少ないエネルギーで快適な暮らしが実現できます。

では、具体的に現代の暮らしにどう取り入れていくか、ご紹介します。

 

 

まず一つ目は遮熱対策。これは、どんな家でもできることです。

 

日差しを遮るなら、できるだけ窓の外で対策をするのが効果的です。

日差しが地面やデッキ面に当たると、熱気が溜まりやすく、窓から熱が侵入して熱く感じます。

 

できるだけ室内から離れたところで遮熱することがポイントです。

具体的には“すだれ”や“パラソル”などを使い、外で日差しを遮るものをお薦めしています。

 

 

 二つ目は窓による換気です。

2方向の窓を開放し、風速を感じるようにします。

 

この時、できるだけ対角線上に、日射が当たっていない窓を開けると効果的です。

 

窓から涼しい空気を取り入れ、もう一方も日差しが当たっていない場所(またはすだれ等で遮熱した窓)を開けて換気。

 

また、開ける窓の位置も重要で、高い窓と低い窓を開けると、暑い空気が上に抜けていくので、より効果を発揮します。低い窓の外に緑があるとより涼しさを取り入れやすくなります。

風速が感じられない場合は、窓を閉めてエアコンをつけるのが正解です。

 

 

三つ目は何度も何度も申し上げている断熱性能です。

一つ目、二つ目はどんな家でも対策可能ですが、DOAの断熱性能が加わると、まずエアコンをつけるタイミングが数週遅くなります。

それだけでも低エネルギーで電気代を抑えられると思いませんか?

 

 

DOAの断熱性能は冬だけじゃない!

低エネルギーで夏も家全体が快適温度

 

断熱と聞くと冬を思い浮かべがちですが、実は夏も効果絶大です。

 

DOAでは付加断熱(外張り工法)により、基礎、壁、屋根面で断熱をしているので太陽の熱や外気の影響を受けにくいのです。

 

冬は太陽高度が低いので、窓から斜めに日差しが室内に入り、その熱を利用できます。

太陽光でじんわりと暖かくなり、暖房のエネルギーを抑えられます。

反対に、夏は太陽高度が高いので、熱い直射日光を遮ることが重要です。

 

きちんと計算された軒の出があれば、直射は室内に届かないうちに遮断され、室内が直射光で温まらないようになります。

さらに太陽を“すだれ”などで遠ざけ、風をとりこみます。

ただし、真夏は午前9時を過ぎると地面が温まり、暑い熱風を取り込んでしまうので注意が必要です。

 

南の窓を閉めて、涼しい北側の窓を開けて過ごす。

室内が暑く感じたらエアコンを使うことで快適に過ごせます。

 

 

このように夏も冬も日射をコントロールし、断熱を高めておけばエアコンを稼働するまでの時間稼ぎができるというわけです。

 

施工途中でも快適を体感できるイベントを開催!

 

7月27日に郡山市内で施工途中の現場をお見せするイベントを行います。

そこでは施工段階でのDOAの断熱の性能を体験できますよ。

まだ構造躯体がみえる段階で6畳用エアコンを設置して家全体を冷やし、その性能をご体感いただけるイベントです。

 

外気温が35度近い今だからこそ体験できるこのイベント。7月27日に開催予定です。

性能を体験できる絶好の機会です。工事中の現場内というのを忘れてしまうくらいの性能をぜひご体感ください。

 

当日は、その性能を証明する気密測定も皆様の目の前で実施します。

予約制ですのでお早めにお申し込みください。

 

性能体感イベント申し込み