性能とデザインは共に進化する空間工房[ドア]

立地に配慮した工夫で
プライベート感のある外空間に。

郡山市北部。新しい家が建ち並ぶ住宅街の角地にあるYさん邸。箱型のフォルムに、一部板張りを施した外観が印象的な佇まいです。二面が道路に面しているため、外からの視線を遮るために北側にコンクリート塀を、南側には木製の板塀を設けました。それが功を奏して、室内とつながりのある、プライベート感溢れる外空間が生まれました。家族みんなが休みの日は、リビングの窓を開け放ち、庭の草木の手入れをしたり、外遊びをして楽しんでいます。

南側の木製フェンスが外からの視線を遮ります。新築時から５年が経過し、外壁の板張も赤みを帯びて良い風合いになってきました。

１階の和室の窓の外は、コンクリート塀に囲まれた小さな和の庭。モミジの木がきれいです。

オリジナルで製作した大きなソファ。
家族みんながくつろげる場所に。

Yさん邸のリビングには、壁付けの大きなソファが置かれています。実はこちらのソファ、お客様の要望に応えて、DOAが初めて製作したのものなのです！「家族４人がみんなでくつろげる大きなソファを希望しました。素材や色合いも相談しながら決めたので、とても満足しています」とご主人。また、ソファの上には大きな収納棚、隣のテレビボードもオリジナル。統一感のある空間に仕上がりました。ソファの上の吹き抜け部や、ダイニング側の大きな窓から明るい光がたっぷりと室内に入り、あたたかみのある雰囲気に包まれています。

ダイニングとつながるキッチンは、幅が広くて使い勝手抜群。「朝が一番大変なんです。朝ごはんの準備をしながら、夫と私のお弁当も作ります。夫も協力して、お弁当の盛りつけをしてくれます」と奥様。キッチンカウンターが大きく作業スペースも大きいため、ストレスを感じずにふたりで作業できるそうです。そんなお父さんお母さんの姿を見ながら、朝ごはんをしっかりと食べる子どもたち。Yさんの家は、一日のはじまりも家族の素敵な時間です。

だんらんの時間は、家族揃ってここにいることが多いそう。壁付けしたことでリビングの広さを確保できただけでなく、南側の窓の外も眺められる絶好の場所です。

庭や空を感じながら食事を楽しむダイニングスペース。キッチンからつながるカウンターは便利。テーブルと椅子は「DOA×KAGU」で揃えました。

女の子ふたりの子ども室。大好きなおもちゃやぬいぐるみに囲まれて、いつも仲良く遊んでいます。

『DECAS』と太陽光パネルで
快適で電気代のかからない暮らし。

今から5年前に完成したYさん邸は、DOAオリジナルの冷暖房システム『DECAS』を導入。冬でも裸足で過ごすことがほとんど、というほど一年を通して快適な室温で心地よく暮らしています。「南向きの窓や吹き抜けのトップライト、どこの部屋も窓からの光を感じるので、冬でも太陽の光で暖かいです。DECASは寒い時期の11月から4月ごろは連続運転で使います。最近はエアコンの温度調節をスマートフォンでリモコン設定して、その日の気温によって職場から操作しています」とご主人。当初は和室にこたつを置く予定だったが、あまりに暖かいのでまだないそうです。また、新築時に設置した太陽光発電パネルのおかげで、売電分が節約となり、年間で支払う電気代は約17,000円。家計にもやさしい家に、満足しています。

玄関正面。右側にはコート掛けがあり、外出時の準備がスムーズにできます。