ドア通信INFORMATION

自分たちに合った形状 キッチン

2021.08.26

家を建てるならオープンキッチンがいい!リビングを向いた対面キッチンがいいな~ちょっと考えを巡らせてみるだけでも楽しくなります。

前回キッチンの形状がI型対面ばかりではないというお話をさせていただきました。見慣れたI型対面ではない形状で仕上げた実例をご紹介します。

今回は私の自邸の事例をご紹介します。私もキッチンはそういった意味で力を入れて考えたスペースです。その形状に至ったストーリーをお話ししたいと思います。

我が家は夫と私、ほぼ半々でキッチンにたちます。夫の方が多い時も多々。また、時間の関係で二人同時にたつこともあれば子供がお手伝いに加わることもあります。最大3人がストレスなく使える配置で、朝は朝食、お弁当、子供の夕食と3食を同時に並行で作業するのでお皿を並べつつ切ったり詰めたりのスペースの確保が必要です。I型配置でその対面に大きなカウンター収納を設ける案もありましたが、常に背を向けている時間が長そうだということでⅡ型を選びました。

使ってみて大成功。私たちの使い方にはとても合っていました。どんな使い方をしたいのか自分達を観察してみることは大切でした。ぐるりと回れるのでぶつかることもなく動きもスムーズ。I型対面でも回れるプランはありますが、大きいので遠いのです。そしてこれは使っていて気づいたのですが、食洗機から食器を取り出すとき、反対側の引き出しを開けると立ち位置を変えることなく食器がしまえてかなりの時短!

簡単な図です。シンク側がダイニングに対面していて加熱機器側が壁向きです。

我が家は住宅街にあるので特別な眺めがあるわけではありませんが、朝の支度を始める前に窓から外を眺めるときが至福のひととき。お隣の家とかぶらない配置にしたのでお隣のお庭がみえます。キッチンの小窓の先にお隣の窓がなければ透明の窓がおススメですよ。

Ⅱ型のキッチン事例いかがでしたか?こんなやり方があるのね。と情報があるとまた考え方の幅がひろがります。

次回、別の対面キッチンのご紹介をしたいと思います。